有閑倶楽部・シンプソンズ

「オタクが世間一般から受け入れられてない」件についての追記。
どれだけオタクがないがしろにされているのかについては、「漫画が原作なのにも関わらず、原作に対するリスペクトが感じられず、あまつさえ原作で誰が読んでも一目瞭然な重要な要素を全く無視した状態でドラマ化される」ということが頻発してることからもよく分かっていただけると思う。
ようするに連中にとってそういったテレビドラマの存在意義とは、所属事務所のタレントのプロモーションの場であり、タレントファンへのサービスの場(のつもり)なのだ。
漫画原作はそのための道具にすぎず、そのファンたちなんかは特に気にするに値しないわけ。

有閑倶楽部のあのひどいドラマっぷりをみてるとそうとしか思えないのだが、別に有閑倶楽部に限った話ではなくて、昔からいくらもそんな話はあった。
私は原作もドラマも見てないけど、友達が言っていたところによると「アンティーク」もそんなだったそうだ。へー。
ちなみにアメリカのサイファイチャンネルでゲド戦記がドラマ化されたときもすごかったらしいですね。こっちも見てないけど(原作は読んだ)。ジブリのゲドは見てないので比較できません。

原作と変わっててもせめてドラマ自体が面白ければまだ許せるかもしれないけど、その場合だって、「じゃあ『原作付き』にするなよ」って話だよね。
たいていのドラマ制作スタッフは、クリエイターとしての実力で、原作者に遠く及ばないわけで。

もう一つオタクがないがしろにされているんだよという実例。
シンプソンズ劇場版の吹き替え声優変更はひどい話だよね。公開する前から終わってるよね。

最初にも言ったことだけど、テレビ制作をしてる連中の、それ以外のメディアに対する見下した姿勢も関係してるんじゃないかと思う。あ、シンプソンズは映画ですが。