国政
与党の立場でしか政治が出来ない政党と、野党の立場でしか政治が出来ない政党でやっていくんじゃなくて、
野党の時は野党として、与党の時は与党として政治が出来る政党が複数ある状態が私には好ましい。
あなたはどうですか?
デブも困るが痩せすぎもやなものです
「三浦 展激白!なぜ下流おじさんほど、『デブ』になるのか」という記事。
http://president.jp.reuters.com/article/2008/11/26/B681A1FA-B564-11DD-8D88-9AC73E99CD51-2.php
私も欲望を優先しがちなダメ人生送ってますが、コンビニ飯・ファーストフードは別の意味で食べられないので、仕方なく自炊です。ああいった食べ物って、純粋にまずいんだよね。自炊もおいしくないけど食べられなくはない。
最近化学調味料も苦手で。全然ダメってわけではないんだけど。
太ってる人=金持ち=モテるってのは、大半の人が食うや食わずの生活を送っているコミュニティ内での話ですな。
西遊記でも三蔵のいい男描写が「ぽっちゃり」だったりするらしいし(妖怪には美味しそうに見えるだろうしな)。
でも現代の都市生活者は飽食の時代を生きてるから、「食べ物が目の前にあるのにそれを食べないですごす自制心」を求められちゃうわけで。
時代変われば価値観も求められるものも変わるってもんだ。
4月25日
NHKで福知山線脱線事故のその後の話を取り上げてた。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)で自殺しちゃった人とか、いるらしい。
昔、やっぱりNHKでみたんだけど、ナチスのユダヤ人収容所で生き残ったのに、戦後自殺してしまったイタリアの詩人の話を思い出した。
うわぁぁぁぁ……。
……折角あの地獄絵図を生き延びたのに。自ら命を絶つなんて。と思うけど。
テレビでは、自分以外にもっと生き残るのに相応しい人がいたのでは? と思ってしまう。というようなことを言っていて。
うわあああああ
……折角生き延びたのに。自分の生がそんな風にしか思えなくなってしまうなんて、辛すぎる。
事故にあって命を落とした方、事故の後に落命された方。
どちらもご冥福をお祈りします。
事故があってからの年月が、段々つらいことが良くなっていく年月ではなくて、さらにつらくなっていく年月だったとか、そういうことも語られてて。
JR西日本の幹部の人はこういうの見てるんだろうか。しってるんだろか。
オリエンタルランドの件
「最後のパレード」という本が出版されたのですが、盗用疑惑が報道されています。
というかもともとエピソード集なので、誰かのディズニーランド経験談の寄せ集めという意味では、最初から著者のかいた文章の本ではないのですが、その「誰かの体験談」を許可を得ずに勝手に転載している、ということですね。
その件に関する著者本人の弁明
↓
http://gpscompany.blogdehp.ne.jp/article/13440710.html
…なんかこの人言ってることおかしいなあ。
「「思い出」を独り占めすることは許されません」
というのが、自分がやった行為に関する申し開きなんですが……。
「だから無許可で転載しても許される」
ということとイコールではつながらないと思うんですけど。
「義賊伝説ではありますが、鼠小僧次郎吉(じろきち)の「金に困った貧しい者に、汚職大名や悪徳商家から盗んだ金銭を分け与える」(もちろんディズニーは悪ではありません)を許す気持ちで『最後のパレードディズニーランドで本当にあった心温まる話』を見守っていただきたい、そう願ってやみません」
……これもおかしい。
許す許さないは本人が自主的に決めることで、強要されるようなことではないです。もちろん「願ってやみません」としか言ってないので、強要してるとは言いません。それこそ「願うのは勝手」ですから、願ってりゃいいと思います。
でもそこにネズミ小僧のエピソードを持ってくるのが……。
なんか、許してあげなかったら、汚職大名や悪徳商家に阿る大悪人みたいな文脈じゃないですか?
それともディズニーランドがミッキーマウスだからネズミ小僧なのか!?(意味不明)
掲載許可を出版前に申請したら許可がおりない。
だから許可を申請せずに出版しました。
というのがこの人の「やったこと」なんだよね。
掲載許可を得なくてもいいんだという言い訳をしてもいます。
でもさ
掲載許可を出版前に申請されたけど許可がおりなかったようなケースは、
申請せずに出版したら、そりゃ咎められますよ。
この人が言い訳に使ってるケースで例えると
「「子供が腹痛で苦しんでいる、40キロの速度制限の道路を60キロで走りたい」と警察に許可を求めても許可されるはずありません」
子供を病院に送り届けるために、運転手は「警察に逮捕されるリスクを負って」60キロで走っているのです。
「逮捕されたとしても子供が助かるならそれでいい、自分が前科者になるのもいとわない」とまで思えるから、それが出来るのです。
子供を助けるためにね。実際に逮捕されるかされないかはまた別の話ですが。しかし、許される行為をしているわけではない。許してくれる人もいるかもしれないけど、法的にはアウト。運転手は、そういうことをしているんですよ。
この人は「これで著作権違反で逮捕されたとしても、これらの「思い出」を人々に伝えることが出来るなら、それでいい。自分が前科者になってそのせいで家庭が崩壊するのもいとわない」と思ってはいない。
「いいことをしているのだから、法的にはアウトだけど、社会や法は私を咎めるべきではない」と思っているでしょう。
その段階で、例えとして成り立たないわけです。
ようするに、言ってることがおかしい。
せめて自分の非に気がついてすぐに謝る位のことが出来るなら、家庭崩壊まではしないと思うんだけど……このままだと、どうなるんですかね。