死を横において

この日記をメンヘラ日記にするつもりはないので今まで特に書いていなかったが、ご多分に漏れず私も心療科に通っていたことがあった。今後もメンヘラ日記にするつもりはないが、今日の日記で書きたい別の内容と関係があるので簡単に触れる。
私が罹っていたのは軽い鬱病で、軽いからといっても軽く見れないのがこの病気の怖いところなのだが、やはり死にたいなーと思っている日々があった。でもまだ死に対する恐怖もあったので、そのころは電車通勤中のホームが一番怖かった。何かの間違いで線路の方に倒れ込んだりしそうで。

今は死にたいとは思う事がなくなり、たまにあっても、「めんどくさい」の言い換え語だと言い聞かせている。実際、単にめんどくさいと思っているだけの事が多い。

死にたいと思わなくなったはっきりとした理由はもう一つある。
友人が病死したのだ。
私より年上の人だが、そうはいってもまだ30代後半で、まだまだ死ぬような年齢ではない。
友人といってもそんなに親しくはなくて、顔見知り程度の間柄だったのだが、それでもかなりショックは大きかった。
その人が、今でもmixiのマイミクの中にいる。
ご遺族の方がmixi上で彼の訃報を書き込んでいるのだが、彼のアカウント自体を削除していないのだ。
だから今でもたまにmixiのトップページの自分のマイミク表示のところに在りし日の彼の写真が表示される。
それを見るたびに、自分が大した理由もないのに自殺したいと思うなんてのは、おかしなことだと思うのだ。