追記

最後はニコニコでの楽しみ方についての話になりコメントについてのことを言い忘れていたような気がするので書いてみる。


上記のように私は否定的コメントはつけないことにしている。誰もそんなことを聞きたくないと思うし、つける意義自体を感じないのだ。
建設的なアドバイスの一環である場合もあるから否定的コメント自体を全て否定するつもりはないが、ニコニコにおけるそれはどうしても単に「やっかみ」に見えてしまうし、皆が誉めたたえている(楽しんでいる)動画では「空気読めよ」という話になるし、皆もけなしてる動画では「尻馬に乗るな」と思う。いずれにせよ否定的/批判的コメントは付けないのがベターだと思う。


その上で否定的コメントをつけてる人ってのは何なのか推測してみると、一つは「やっかみ」の一種ではあるけど、人々が誉めたたえている動画で、なおかつあまり技量的にはすごいというわけではないとき。上記の私のようにそのジャンルを齧った事があるか、あるいはそれ以上で、技量のよしあしが多少なりと分かってしまう時にやってしまいがちなのではないだろうか。
これに関しては気持ちは分かるけど空気も読め、と言っておこう。
君の浸っている環境だけが全ての価値判断ではないよ、と。そういう世界もあるのだ。


もう一つは人々が誉めたたえている動画でかつ技術的にそんなに問題があるわけではないとき。単に言いがかりである。おそらく自分以外の人間がちやほやされているのを見るのが嫌な子供がつけているのではないかと思う。
この場合は「だったらお前が作った物を見せてみろ」というコメントがつく場合もある。
これは全く的を射たレスポンスで、「自分で演奏(描画)出来るなら、それを動画にして上げられるのがニコニコ動画のよいところ」なのである。だから技術的・技量的なものに対する批判であれば「俺の方が上だ」というのを実物で見せるべきであり、動画にテキストで書くだけでは意味がない。それが出来ないのであれば(つまり単に大したレベルの作品でないのを「知っている」だけなのであれば)それをコメントとして残すべきではない。素人自演動画より技術的に優れたプロによる創作物が世に溢れている事は、見ている人間は全員承知なのだから。


上記の二ついずれかの場合でも実演動画によるレスポンスというのは、やっかみによるものだとしてもそこまでやれば大したものだと思うし、切磋琢磨したあげくすてきな動画がニコニコに増えるというのであればこちらがわのユーザーとしてもうはうはな話である。だから、是非こういった系統の批判はコメントではなく動画で実演でやってもらいたいものだと思う。