吾唯足るを知る

東京でテロといってもいいような凄惨な事件が起きた。
事件を起こした人物がいかにそのような悲惨な結果に辿り着いたのか、ニュースで報道される以上に知っているわけではない。
彼個人の資質の問題もあっただろうし、彼の育った環境も関係があったかもしれない、社会にも問題があったのだろうと思う。
とぎれとぎれに報道される色々な要素を聞くにつれ、「足るを知る」をいう言葉が頭をよぎる。
犯人がそうあるべきだったとまで言う事はできないが、自分自身はそれを知る人間でありたいと思う。
お亡くなりになった方々の冥福を祈ります。恐らくこのように突然命を終わらせることになった事が無念でならないと思います。どうか安らかに。

『何を不満に思う必要があるんだ? 自分はもう充分に持ってる』

もしも彼のように「爆発寸前」で生きている人が他にもいるというのなら、爆発させずに生きていける世の中になればいい。心穏やかに、平和に。