正当な名称利用とか

名前とか名称とか。そういうのを利用する時に許可が要るときってありますよね。
分かりやすい例でいうと、イベント名に「Web2.0」というのを付けたら、どっかの団体からクレームが来た話などがありました。


あまり細かく言われると「うるせえ」って感じですが、しかし場合によっては使用方法を厳密に定義しないと間違った用法が世間に広まるということもありますよね。


最近私が気になってる単語が 腐女子


どこだかもう忘れちゃったけど、どこかのブログで見たんですよ、カテゴリーに「腐女子」というのがあるのでそのカテゴリーを表示してみたところ、内容が全く腐女子と関係がなかったことが。
自分の萌えについて語るとか萌え心について分析するとかでないにしても、例えば腐女子にありがちなこととか、腐女子を観察してるとこんなことがあるよね的なあるあるネタとか、そういう訳でもないんですよ。本当に腐女子と関係ない話題ばかりなんですよ。


どこだったかなあ、あのブログ(もはやうろおぼえ)。


もしかしたらカテゴリ作った最初の方は少しは関係していることを書いていたけど、長くブログを書いていたために段々ずれてきたとか。
あるいは「私は腐女子なの!」というのを全面に打ち出したい気分の時用のカテゴリーなのか?とか
色々考えてもみましたが。

そもそも腐心と関係のない話題を語る時に必要以上腐女子を連呼するのはいかがなものか。


広く誰もが見れることになっている場で赤裸々に萌えの具体的な内容を(特にセクシャルな妄想を含む場合は)語ることは品のいいことではないと大抵の腐女子は考えていて、ネット上で語るにしてもしかるべき場所で行なうことが殆どです。
実生活では隠れ腐女子をしている人もネットではカミングアウトしてるという場合も勿論あるでしょうけど。
もし一般公開型のブログであれば、内容が腐と関係のない場合はわざわざ腐女子であることを公言しない場合が多いんじゃないかと思いますし、公言するにしてもプロフィールにさらりと一言沿える程度、って場合もある。

その程度の露出具合ならまあ分からなくもないんですが、あれだけ(カテゴリー名につけてまで)腐女子を連呼しておいて、肝心の内容が腐と関係ないってのは何なの? やっぱり誤用なのではないかと思わざるを得ません。もしそこまでして腐女子といいたいのなら、(一般に公開しても笑い話で済む程度の)腐話題を振るべきだし、それがないならわざわざ腐女子を連呼するなと言いたいわけですね。


無関係のところで使われて、ただでさえ良くない意味でも使われる単語がますます誤解されるかもしれないと思うと遺憾です。本来の意味で使われてホモフォビアヘテロ男性たちに悪く思われるのは、それはまあ仕方がないと思うのだが。