問題は解決しない。

たとえば今体重を減らしたくてダイエットしてる人がいるとして、その目標をクリアして体重を減らしたとしても、その人が思い煩っている問題は解決しないんだ。

たとえば今絵が下手なのに悩んでいる人がいるとして、毎日毎日絵を描いて絵が上手くなったとしてもその人が抱えている問題は解決しないんだ。

たとえば今独り身であるのを憂いている人がいるとして、合コンに行ったり婚活したりして恋人や婚約者が出来たりはたまた結婚することがあったとしても、その人が悩んでいる問題は解決しないんだ。

たとえば今……

あと体重が○kg軽ければ、ウェストが○cm細ければ、もっとかっこいい絵が書ければ、寄り添ってくれる大切な人がいたら、もっと楽になる、きっと幸せになれるなんて、残念ながら見当違いもいいところで。

根本的な部分を解決するか考え方を変えるかしないかぎり、何kg痩せようが同じ事。恋人が出来ようが関係ない。

何故ダイエットが必要なのか。絵が上手くなれば何が満たされると思っているのか。結婚すれば全ての問題は解決されうるのか。

考えなくてはいけないことは沢山あるし、それにどちらにせよダイエットは完遂せねばならず、絵は上手くならねばならず、恋人は見つけねばならないのだ。

なでしこ

ニュースサイトで女子サッカーが決勝トーナメント進出した記事を見ていたら読者コメント(最近のニュースサイトはこういう機能があるんですねえ)の中に

>>『メンバー発表のときに容姿が悪いと言っていた奴がいたが』(大意)<<

うんぬん…というような書き込みが幾つかあるんですよ。


前に日本初の女性宇宙飛行士が誕生した時も似たようなことを言っていたバカがいたように思うのですが、
容姿とは関係ないことでもって活躍している女性に対して容姿うんぬん言う奴は、たとえ大人であっても中二(むしろ厨二)の匂いがするし、たとえ既婚者だったとしても童貞臭がする。


仮に心の中で思ったとして口に出したらあまりに自分が馬鹿に見えると思って慎むのが大人です。


精神年齢が低いのがばれてしまう罠は結構世の中に多いのかもしれないね。

これはひどい

http://www.cyzo.com/2008/07/post_737.html

「このお店、個室ということもあり、一部屋に店員が1人つき、つきっきりで客の世話をするというシステム。(中略)松本の一行を担当していた店員はそう漏らす」

記事の内容ははっきりいってどうでもいいんだけど、個室の料理屋で客が同席者に向かってだけ話した内容をマスコミ(っていうの? このサイト)に漏らす店員ってのは何なの? それをどうどうと掲載してるこのサイトは何なの? ちょっといくらなんでもひどいんじゃない? 非常識だしろくでもないなあ。

ところで

先日の私が書いた記事長過ぎ! 読み返してみようと思って自分で途中でやになってやめたよ。もっと完結明瞭にわかりやすく書けばいいのにね! とにかく長い文章は人に読まれないだろうと自分でも思う。なんとかしたい。

削除してるね

以前に書いた、セカンドライフに関して事実と違うことをブログに書いていた方。
該当日記を削除してますね。
セカンドライフについてちょっとでも調べれば誰でも分かる(というかセカンドライフをやれば即分かる)くらいはっきりした「間違い」だったので、その事に気がつけたというのなら良いことです。

その後何のフォローもないのが残念ですがね。まあそんなものかな?
こっちにしてみりゃ誤解を世間に振りまかれたわけだから詫びの一つも入れて欲しいものですが。
リンデンラボだけじゃなくセカンドライフをやってる人間全般にとっての迷惑行為だろう、あれは。


どこぞの社長業の方らしいので、私は職種から行っても地域からいってもかかわり合いになることはないと思うけど、もしも何かの縁で知り合いになることがありましたら、気をつけた方がいいですよー。いい加減な事言う上に間違いに気がついても訂正も謝罪もしないでブログを削除するだけで済ませる男ですから。


まあ私も大概粘着だな。世間的にはブログの削除程度で済ましていいような話題なんだろうな。

正当な名称利用とか

名前とか名称とか。そういうのを利用する時に許可が要るときってありますよね。
分かりやすい例でいうと、イベント名に「Web2.0」というのを付けたら、どっかの団体からクレームが来た話などがありました。


あまり細かく言われると「うるせえ」って感じですが、しかし場合によっては使用方法を厳密に定義しないと間違った用法が世間に広まるということもありますよね。


最近私が気になってる単語が 腐女子


どこだかもう忘れちゃったけど、どこかのブログで見たんですよ、カテゴリーに「腐女子」というのがあるのでそのカテゴリーを表示してみたところ、内容が全く腐女子と関係がなかったことが。
自分の萌えについて語るとか萌え心について分析するとかでないにしても、例えば腐女子にありがちなこととか、腐女子を観察してるとこんなことがあるよね的なあるあるネタとか、そういう訳でもないんですよ。本当に腐女子と関係ない話題ばかりなんですよ。


どこだったかなあ、あのブログ(もはやうろおぼえ)。


もしかしたらカテゴリ作った最初の方は少しは関係していることを書いていたけど、長くブログを書いていたために段々ずれてきたとか。
あるいは「私は腐女子なの!」というのを全面に打ち出したい気分の時用のカテゴリーなのか?とか
色々考えてもみましたが。

そもそも腐心と関係のない話題を語る時に必要以上腐女子を連呼するのはいかがなものか。


広く誰もが見れることになっている場で赤裸々に萌えの具体的な内容を(特にセクシャルな妄想を含む場合は)語ることは品のいいことではないと大抵の腐女子は考えていて、ネット上で語るにしてもしかるべき場所で行なうことが殆どです。
実生活では隠れ腐女子をしている人もネットではカミングアウトしてるという場合も勿論あるでしょうけど。
もし一般公開型のブログであれば、内容が腐と関係のない場合はわざわざ腐女子であることを公言しない場合が多いんじゃないかと思いますし、公言するにしてもプロフィールにさらりと一言沿える程度、って場合もある。

その程度の露出具合ならまあ分からなくもないんですが、あれだけ(カテゴリー名につけてまで)腐女子を連呼しておいて、肝心の内容が腐と関係ないってのは何なの? やっぱり誤用なのではないかと思わざるを得ません。もしそこまでして腐女子といいたいのなら、(一般に公開しても笑い話で済む程度の)腐話題を振るべきだし、それがないならわざわざ腐女子を連呼するなと言いたいわけですね。


無関係のところで使われて、ただでさえ良くない意味でも使われる単語がますます誤解されるかもしれないと思うと遺憾です。本来の意味で使われてホモフォビアヘテロ男性たちに悪く思われるのは、それはまあ仕方がないと思うのだが。

がくぽの話

『「イラストを無償で提供」はヤラセじゃないの?』という記事がありまして。コメントをつけようとしたらスパムよけの文字入力認証ではじかれたよ(ちゃんと入力したのに)。2度目に出た画像文字が領域からはみ出てて入力出来る気がしなかったので、トラックバックにすることにしました。以下がつけようとしたコメント。

『今はそんなことないのかもしれませんが、以前は出版社は人気漫画家の連絡先をおいそれと外部の、しかも商売敵になりそうな人には教えなかったものです。
私が聞いた事がある話のなかでは、鴻上尚史という劇作家が紡木たくという少女漫画家と対談をしてみたかったけれども編集部に問い合わせても連絡先を教えてもらえなかったというのがあります。

最近は駆け出しの漫画家やイラストレーターがブログで連絡先をさらして営業してる場合も多いですが、そういう時代もあったのです。
ただ、この会社の人が白泉社に問い合わせてみてダメだったから時報呼び出ししてみたのか、最初からいきなり時報だったのかはわかりませんね。

それと、ノーギャラであることをヤラセと疑ってるとのことですが、もしそれが本当だとすると、実際は「報酬を受け取っている」ということになりますよね。
この場合、関係者のリークが匿名掲示板などに流れると途端に評価が反転しますから、そんなリスクをおってまでやるほどのことかな?と思います。
報酬を受け取ること自体が書き手にとって人聞きの悪い事というシチュエーションであればあえてそこで嘘をつく可能性もあるかもしれませんが、この場合は全く正当なことであって、わざわざ嘘をつく可能性はない、ましてリスクをおう必要性もないのです。報酬を受け取っていないということに対して懐疑的な人が少ないのは、おそらくそう思ってのことだと思います』



鴻上の話題のソースは鴻上のエッセー集だったと思うけど本のタイトルとかは忘れました。
当時彼は劇団の資金を稼ぐために少女漫画評論家を兼業してたのです。
今度ドラえもんの脚本書くんだっけ?

でまあ肝心のヤラセのことなんだけど、まあ時報ってのはちょっとしたパフォーマンスでもあったのかもね。
でも、上記のような話があるんですよねえ。
漫画家に誰でもファンレター書いたりとか出来ると思ってるでしょ?
ところが編集部に出したファンレターが本当に漫画家に届くとは限らないんだなあ。
(もちろんちゃんと届く場合の方が多いと思うよ。でもそうじゃない場合もあるんだって。ソースは友達の漫画家の卵から。友達が編集部宛に送ったというファンレターが、編集部からもらえなかったことがあったそうです)。
あとは悠長に郵送で送った手紙の返事を待っていられる程時間がなかったからかもしれない。
最近は個人情報がどうのみたいなのの関係で、ファンレターの出し主の名前と連絡先を抜き取った状態で感想だけ漫画家に渡したりすることもあるみたいだね(これはどっかのネット漫画家のブログで見かけた)。
知り合いやつてを辿っていって紹介してもらうのが一番なのかもしれないけど、それが必ずしも目当ての漫画家さんにヒットするとは限らないしねえ。
そんなようなことがあるので「連絡先がわからなかったので」という「時報で呼び出した理由」については、私はそんなに眉唾だとは思わなかったです。